西日本新聞筑後エリア版及び経済電子版「八女職人衆の手元・4」にて「焙炉式八女茶(ほいろしきやめちゃ)」のご紹介を頂きました。
「焙炉(ほいろ)」とは「ちょろ火」で過熱する装置の総称で、茶の製造時にも使われます。
八女手漉き和紙を貼った「助炭」の上に茶葉を置き、下から茶が焦げない程度の炭火でじっくりと熱していく熟練度の高い作業です。
茶葉に炭火が浸透するように一葉一葉丁寧に焙煎されていきます。この仕上げ作業を行うことにより、茶葉は乾燥され長期保存が可能になり、炭火の遠赤外線効果で茶葉の内部から熟成が進み、まろみを帯びた茶となります。
香りも焙炉香(ほいろか)という独特の薫りがする緑茶となります。
今からは夏を過ぎて少し涼しくなる頃に、火を強めに深煎りをして、寒い季節合うこっくりとした緑茶を仕上げて参ります。
当家自慢の「焙炉式八女茶」をぜひ一度ご賞味ください.
http://qbiz.jp/article/92079/1/