十四代 久吉でございます。
本年も八女市の指定文化財となっている土蔵で夏を越し熟成させた茶葉を、蔵出しし熟成蔵出し茶の製造を開始いたしました。
本年は例年以上に台風や雨の多い10月となり、湿度の少ない気候で行う焙炉での火入れ作業が思うように進まず、天候が回復してきた中旬以降にようやく炭の火がお茶に入り、円熟した味わいを出せるお茶となりました。
お陰様で今年も納得のいく蔵出しを皆様にお届け出来ることと思っております。
古くより受け継がれた八女茶の真骨頂である、「焙炉式八女茶」を皆様ぜひご賞味ください。