お知らせ
東棟修理工事に伴う喫茶室休業のお知らせ
上記建物図/東棟改修完成予定図 ©2016 中島アトリエ
上写真/往還路沿いの現在の店舗(西・中棟)と右側が東棟(修理前)
前略
春雪のみぎり、皆様如何お過ごしでしょうか。
十四代 許斐久吉でございます。
現在 当家の江戸後期築の建物(東棟母屋)の老朽化および昨年度の熊本地震の影響で屋根瓦がずれ雨漏りが生じております。その為本年2月より、伝統的建造物保存修理事業で修理工事を行なっております。
この建物は、江戸後期ごろ 他家が所有していた居蔵造りの建物を昭和初期に購入しました。また当時道路の拡張で軒が無くなり、前面は看板建築(長崎石モルタル洗出し)となっておりました。修理計画では現在看板建築に吹き付けた塗装を剥がし、当時の外観を再現します。また内部は回廊(イベントスペース)及びプライベートスペースと成ります。工事の終了日は本年8月中旬を予定しております。
それに伴い現在運営しております「予約制喫茶室」の営業を、工事の進捗により4月より不定期にお休みさせて頂く事と成りました。
(現在ご予約頂いている顧客の皆様の日程にはかぶりませんのでご安心ください)
工事中は皆様にご不便・ご迷惑をお掛けすることと存じますが、何卒ご理解頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
敬具
JR西日本山陽新幹線車内での八女茶販売サービスのお知らせ
今年も昨年に引き続きJR西日本山陽新幹線車内サービス(新大阪駅~博多駅間)で、12 月20 日(火)より当家の八女茶を「温かい八女煎茶」として期間限定にて販売頂きます。
この商品の特徴として、新幹線車内でごゆっくりと寛いでお飲みいただけるよう、茶師が温かいお湯で甘みやコクが抽出できるよう調合し、豊かな味・香りの山陽新幹線車内販売のオリジナルブレンド八女茶として製造いたしました。
http://www.jwfsn.com/press/press20161213_01.pdf
◆販売商品:八女煎茶・・・180 円 ※お弁当と一緒にご購入頂くとプラス100 円でお求め頂けます
◆販売期間:平成28 年12 月20 日(火)~平成29 年2 月下旬(予定)
◆販売場所:山陽新幹線車内販売営業列車全て
また、同車内販売サービスされている「八女煎茶(JR西日本山陽新幹線ブレンド)」をWEBサイトでも発売いたしております。ご乗車の際はぜひご愛顧頂きますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
八女福島 夢二茶会のごあんない
11月3日(火・祝)よりで八女伝統工芸館開催される第三回竹久夢二展との共催で、11月6(日)八女市の文化財堺屋(旧木下家住宅)で夢二茶会を開催します。竹久夢二が好きだったお茶にスポットを当て、当家に伝わる夢二の軸を見ながら夢二が大正7年に訪れた長崎県島原市城下のお寺で飲んだ緑茶=八女茶と仮定し、夢二の旅の思い出に触れる茶会を致します。お茶の他にも 知られざる八女と夢二のご縁もご紹介いたします。お近くの際はぜひお越しください。
夢二茶会 時:11月6日(日)第一部11時~12時、第二部13時~16時
所:八女市指定文化財 堺屋(旧木下家)離れ座敷
費:200円
主:夢二茶会実行委員会
詳しくは下記PDFファイルをご覧ください。
➔ 夢二茶会チラシ20161026171027.pdf
博多阪急テーブルクリエーション展@ふちもとゆうこ様「和のコト」ブログ記事より
©和のコト
9月に博多阪急さまにて開催されたテーブルクリエーション展
この展示会に出展されたふちもとゆうこ様より、「月の秋を楽しむ和のアフタヌーンティー」と題しまして
当家のヘリテージデザインである茶壺ラベルと和紅茶をご使用いただきました。
金木犀の花と、温かい和紅茶の組み合わせがとても素敵です。
詳しくはふちもとゆうこ様のブログ記事にてそのテーブルコーディネートをご覧いただけます。
熟成蔵出し茶を発売致しました
上写真/明治34年築と昭和6年増築した土蔵
10月中旬となりすっかり秋めいて参りました。本日より「熟成蔵出し茶」の販売を開始いたしました。今年は新茶の出来も良く、熟成がすすんだお茶はさらに味わいを一層愉しんでいただけるのではと思います。秋の熟成の味わいをぜひご賞味ください。
・熟成蔵出し茶 特撰 100g (写真下)
お知らせ
本日9/20午前中には、弊社WEBサイトがサーバー管理会社の保守点検作業の為、つながらない状況となっておりました。接続いただきましたお客様にはたいへんご迷惑をお掛け致しました。
爽秋の侯 皆さまいかがお過ごしでしょうか。
本年も新茶パッケージから、すべての商品を通常のパッケージに変更いたしました。
また現在 ヘリテージデザインを活用した新パッケージに更新を予定致しております。旧パッケージの在庫が無くなり次第新しいパッケージに切り替えさせていただきます。ご了承のほど宜しくお願い申し上げます。
気候的に湿気が少なくなり涼しくなって参りました。ようやく今月下旬から蔵出し茶の炭火入れ(焙炉焙煎)作業を開始いたします。
今年も当家の蔵で熟成されたお茶は如何でしょう。
焙炉作業が終わり次第、熟成蔵出し茶を発売させて頂きますので何卒宜しくお願い申し上げます。
下写真商品/焙炉式 「熟成蔵出し茶 上撰 100g 1,620円」 10月初旬より発売予定です
八女福島八幡宮放生会(八女福島灯籠人形公演)のお知らせ
本年も福島八幡宮奉納行事である灯籠人形公演が行われます。
公演日:平成28年9月22日(木祝)口開け、23日(金)、24日(土)、25日(日)
藝題 :春景色筑紫潟名島詣
国指定重要無形文化財「八女福島灯籠人形」のごあんない ➔ 八女市公式サイト
その期間に合わせ当家でも共催イベント(無料)を行います。
下記にて御案内致します。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
日時:9月22日(木祝)~25日(日) 10:00~18:00
場所:矢部屋許斐本家(このみ園) 奥 接待棟一階および二階
・ 橘流筑前琵琶演奏/筑後旭会
日時:9月24日(土)13時30分~16時30分
場所:矢部屋許斐本家(このみ園)楷室ギャラリー
・ 冷茶茶席/江戸千家有馬社中
日時:9月25日(日)13時~16時
場所:矢部屋許斐本家(このみ園)楷室ギャラリー
「焙炉式八女茶(ほいろしきやめちゃ)」をご紹介頂きました②
西日本新聞筑後エリア版及び経済電子版「八女職人衆の手元・4」にて「焙炉式八女茶(ほいろしきやめちゃ)」のご紹介を頂きました。
「焙炉(ほいろ)」とは「ちょろ火」で過熱する装置の総称で、茶の製造時にも使われます。
八女手漉き和紙を貼った「助炭」の上に茶葉を置き、下から茶が焦げない程度の炭火でじっくりと熱していく熟練度の高い作業です。
茶葉に炭火が浸透するように一葉一葉丁寧に焙煎されていきます。この仕上げ作業を行うことにより、茶葉は乾燥され長期保存が可能になり、炭火の遠赤外線効果で茶葉の内部から熟成が進み、まろみを帯びた茶となります。
香りも焙炉香(ほいろか)という独特の薫りがする緑茶となります。
今からは夏を過ぎて少し涼しくなる頃に、火を強めに深煎りをして、寒い季節合うこっくりとした緑茶を仕上げて参ります。
当家自慢の「焙炉式八女茶」をぜひ一度ご賞味ください.
http://qbiz.jp/article/92079/1/